2016年
3月
23日
水
銀座で展示販売会を開きます。

このたび點燈夫は、銀座で展示販売会を開催することになりました。ステンドグラスランプを中心に、ガラス器、インテリア小物、アクセサリーなど、點燈夫で常設で展示しているガラス作家の作品をご紹介します。
場所 : 木の香 GINZA HAKKO B1
ギャラリースペース
会期 : 4月12日(火)~17日(日)
大勢の皆さまのご来場をお待ちしています。

2016年
3月
12日
土
「木の香 マトリョーシカ展」より

以前そごう9階の趣味の街に出店していたウッドバーニングとマトリョーシカの店「木の香」が、點燈夫ギャラリーで「木の香 マトリョーシカ展」を開催しています。3年ぶりの里帰りに、沢山のファンの方が懐かしそうに来店してくださっています。

マトリョーシカは、工房や作家によって表情やスタイルが様々です。
こちらは、エレーナ・ガモアさんという作家の作品です。ロシアらしい美しい顔立ちの7人娘。スカーフや洋服のプリント柄も凝っています。

マトリョーシカは、100年ほど前にあるロシア人が日本から持ち帰った箱根の民芸品「七福神の入れ子人形」がヒントとなって作られるようになったそうです。
これは、7人どころか、15人姉妹です。

可愛い女の子のマトリョーシカばかりではありません。「大統領マトリョーシカ」。中からはどんな火をが出てくるのでしょうか?

ロシアの人気キャラクター「チェブラーシカ」のマトリョーシカです。チェブラーシカは、「ワニのゲーナ」という絵本に登場して以来大人気になりました。中には、同じ絵本に登場する動物たちが入っています。

マトリョーシカの手作りキットや、オリジナルトートバッグ、ポストカードなどもあります。
「マトリョーシカ展」は21日(月)まで開催中です。とにかく楽しめますので、ぜひ会場をのぞいてみてください。
2016年
1月
10日
日
「松本昌子人形展」より

「松本昌子人形展」を開催しています。
小さな頭部に対して長い手指など一見アンバランスに見える容姿と言い、目を伏せ者を思うような表情と言い、一種特異な松本昌子さんの人形の世界は、不思議な静けさと奥深さに包まれています。

松本昌子さんの作品の魅力の一つは、古今東西の布を何層にも重ねあわせた衣装です。

小さな愛らしい作品も・・・
ふかふかの座布団の上でポーズをとる「ざぶとんねこ」です。

「まねきねこ」も布を重ねた衣装をまとった1点ものです。

ゆらゆらとまるで水中をおよいでいるかのようです。
「富と幸運を招く魚」と言われる金魚を部屋に泳がせてみたくなります。

「陶人形」
頭と手足が陶でできていますが胴体は柔らかいので、ポーズを変えて楽しむこともできます。
ケニヤで暮らした作者ならではのスタイルです。
2015年
6月
28日
日
「涼のかたち」

毎日梅雨のはっきりしない空模様です。
そんな中、ガラスと金属と竹の作品展を開催中です。
初めての企画展で果たしてどんな雰囲気になるかな?と思っていましたが、異素材の出会いはとても新鮮。若い発想とセンスが光るさわやかな会場になりました。




2014年
11月
19日
水
「石原恵子作品展 冬の贈り物」より

石原恵子さんは実に多彩な作家で、さまざまな素材で創作をされています。
その一つが「絵付け磁器」です。白い磁器に手書きで絵付けしたもの。繊細の表現で四季折々の草花を描きます。

もう一つの作品群は書と和紙の作品です。
「わあどえっぐ」や「芽生えぼール」に書かれた文字はどれも優しく伸びやか。癒しのオブジェです。こんな作品に気持ちを託してプレゼントするのもいいかな・・・

そして今回石原さんが楽しんで作ったのが、額の作品です。こちらは、古木フレームに絵付けした磁器を飾ったもので、とても雰囲気があります。

「糸とピンの手仕事」の立体額です。
パネルに小さなピンを打ち付け、糸を張り渡してリースやワイングラスなどを表現しています。クリスマスプレゼントに!
2014年
11月
02日
日
使ってみたい(「ヨーロッパの小さな蚤の市」より)

アンティークの雑貨を上手に生活に取り入れて楽しんでいる方もいます。
「ヨーロッパの小さな蚤の市」で見つけた、こんな容器はいかがでしょうか。
いずれもチェコのものです。チェコ語で「Kava」はコーヒー、「Cukr」は砂糖のことだとか。

英国製の電気スタンドもまだまだ使えそうです。
上品なドレープのシェードにシンプルな木のベースがいかにも堅実なイギリスの家庭を想像させます。
2014年
11月
01日
土
今でもおしゃれ (「ヨーロッパの小さな蚤の市」より)

1920年代オーストリアのプチポワンのバッグ。
とにかく刺繍の細密さに感心してしまいます。
左のバッグの口金にはシルバームーンストーンが飾られています。
どんな婦人が身につけたのでしょうか。

さまざまなアクセサリー。
シルバー、琥珀、ベークライト、石、ガラス、ジェット,etc.
面白いのは、トンボやセミなどの昆虫のデザインも多いこと。

1920年代ハンガリーのベスト。
ダンスを踊る時に着た民族衣装でしょうか。
刺繍の美しさに注目です。
2014年
10月
31日
金
クマたちの顔 (「ヨーロッパの小さな蚤の市」より)

恒例の「蚤の市」を開催中です。
アンティークと言えば、可愛いクマたち。
生い立ちの異なるクマたちが仲良く並んでいます。
クマたちを見ていると、逆にクマたちに見られているな気がしてきます。海を越え、時間を超えてやって来たクマたち。どんな人に愛され、どんな暮らしの中にいたのでしょうか。

クマたちが生まれた国は、オーストリア、フランス、ドイツなどさまざまです。国によって顔立ちも少しずつ異なるそうですが、物言いたげな表情は共通しています。

珍しいパンダとサル。
パンダは1950年代、サルは1930年代のものだとか。
2014年
10月
10日
金
「金沢から くらしの中へ」より

金沢で制作活動をする工芸作家4人の作品展が始まりました。
漆、ガラス、金工、木彫の作品はいずれも上質で洗練されたもの。日々の暮らしの中に溶け込んで飽きのこない、使うほどに味の出てくる、そんな一点に出会いたいものです。

今井美智さん(ガラス)と笹島友紀子さん(金工)のコラボ作品。
吊り下げ型の花器です。空間を生かしたインテリアに。


右の花器は吊り下げ型ですが、こんなふうに置いても洒落ています。左の2つは今井美智さんの「えんとつVASE」。ゆるーい形に癒されます。

今井さんのの器は、色が無いかわりに可愛い「刺繍模様」が施され、テーブルに美しい影を映します。


膝芸作家藤野征一郎さんの縄縁盆「おもちゃ箱」。形も絵も従来の漆器のイメージを破った独創的な作品です。飾るだけでなく、勿論お盆として使っていただいて良いそうです。透明なガラス器を乗せると絵もきれいに見えます。

同じく藤野さんの「縄縁盆 せんすいかん」

箸いろいろ。塗と拭き漆の部分の組み合わせで木地の美しさがいかされた箸、箔を施した華やかな箸。先端の断面が三角形の滑りにくい箸、断面が平たく転がりにくい箸など・・・共通するのはとても軽いことです。

長谷川幸美さんの木彫作品「朱塗 つる草文様 フタモノ」。5cm角ほどの小箱ですが、精緻さと力強さに惹きつけられます。

長谷川さんのフタモノ3点。ガラスに透かし彫りの蓋が付いています。ポプリやエッセンシャルオイルを入れて楽しむことも。蓋の木材は、左から、黒檀に銀象嵌、ナツメ、楓に神代楡の象嵌です。

左はは神代杉の香合。右は黒柿の置物です。ふわふわもこもこのふくら雀でしょうか?どちらも木材の美しさがいかされた愛すべき作品です。

金工作家笹島友紀子さんの「銀透かし菓子きり」。銀をたたいて形成し糸鋸で透かし模様をつけたものです。お茶会などで生菓子をいただくときに使う菓子きりだそうです。さすが金沢・・・!

笹島さんの銀や真鍮のアクセサリーです。

銀線を叩いて成形した「くるくるネックレス」と「くるくるブローチ」。
ネックレスはチェーンを通す場所を変えると違った表情になります。
「金沢から くらしの中へ」は10月20日(月)まで開催しています。
洗練された作品の数々をどうぞご覧ください。
2014年
9月
21日
日
「フュージョンファクトリー展」より

ノグチミエコさんが主催する湘南のガラス工房 フュージョンファクトリーの作品展を開催中です。
ノグチミエコさんは、宇宙の作品でよく知られていますが、今回の展示会では富士をテーマにした一連の作品を発表しています。季節や時間、天候により刻々と表情を変える富士山の姿をガラスで見事に表現しています。
「富士百景 海龍」

左から「富士百景 紅匂」、「雪月花 花笠不二」、「富士百景 夕凪」。
朝日に真っ赤に映える赤富士。晩夏から初秋にかけて時々起こる現象だそうです。一瞬の富士の姿をそれを包む大気ごとガラスの中に表現されています。

「富士百景 ダイヤモンド富士」
日の出と日の入りの時に輝くダイヤモンド富士。
澄み渡った空気の冷たさも感じて・・・
2014年
9月
03日
水
「喜多里加作陶展」より

陶芸家喜多里加さんの作品展を開催中です。
灯り、器、万華鏡、陶版額装、アクセサリーなどまさに「喜多里加ワールド」。
手作りの温もりを感じさせる素朴さと日常の中にも溶け込む親しみやすい優美さ・・・それは、作家喜多さん自身の魅力でもあります。喜多さんの作品のファンはまた作家喜多さんのファンでもあります。
ギャラリーはすっかり秋になりました。
一際目をひく回転木馬のランプ。夢が広がります。

様々な万華鏡

抹茶碗
作家のお母様手作りの袱紗と巾着袋が付きます。

アロマランプとお皿

アクセサリーと鏡

陶版額装
多くは聖書や中世の民俗画などから題材を取ったものです。
作品を引き立てる額装です。
「喜多里加作陶展」は9月8日(月)まで開催しています。
2014年
8月
19日
火
「夏を楽しむガラス」より・・・③

八木俊之さんの作品です。
2匹で仲良くカードを支えるウサギとネコ。1匹でも使えます。ガラスの彫刻のような透明感が涼を誘いますね。
ちなみにカードの写真の風鈴も八木さんの作品で、涼しげな音て展示を演出しています。

インテリアを涼しく、楽しく飾ってみませんか?
作品を組み合わせると楽しさはさらに広がります。
グリーンを添えてお楽しみください。

2014年
8月
13日
水
「夏を楽しむガラス」より・・・②

夏の夜空を彩る花火。暑い夏を楽しむ日本の風物詩です。
間宮香織さんから、花火をテーマにした新作が届きました。

こんなお洒落な蚊遣りはいかがですか?
花生けとしても使えます。キャディ入れにしても可愛いかもしれません。
夏のプレゼントにおすすめです。

高さ10cm足らずの小さな一輪挿しです。
底の部分のブルーと花火の模様が内側の水を入れる部分に映り込み、2倍、3倍のはなやかさです。
水を入れるとさらに美しく・・・
2014年
8月
12日
火
「夏を楽しむガラス」より・・・①

開催中の「夏を楽しむガラス」展から、長嶋貴子さんの「man & wuman」の作品をご紹介します。
海の中で泳いだり、夜空を飛んだり、かと思えばバスタブでリラックスする男女。長嶋さんの奔放な絵筆がガラスに描き出す独特の世界です。

横から見たり・・・

上から見たり・・・見る角度を変えるとますます不思議な作品です。

ペアの浅鉢です。

2014年
7月
28日
月
「木と布とガラスと琵琶湖からの風」

滋賀県在住の3人の工芸作家の作品展「木と布とガラスと琵琶湖からの風」は、今日最終日を迎えます。PCのトラブルでご紹介が遅くなってしまいました。
木工作家青木義雄さんの作品の中で今回特に人気の高かった「拭漆掛け花生け」です。自然の木目や節、虫に喰われたあとなどをいかして仕立てられています。

「杉拭漆盆」 取っ手は桜の枝です。
「桜拭漆ぐい呑」 桜の枝をくり抜いたぐい呑です。
自然の形の面白さと温かみが魅力です。
「小枝拭漆箸置」 桜とさるすべりの細い枝で。

川崎寿喜の「シルク4枚びらストール」 4枚の布が中をで縫い合わされていて、1枚は生成り、3枚はグラデーションをつけて染められています。軽く捻って使ってもお洒落です。
左は藍染、右は柘榴染めです。
バッグは「麻生平綴れ織り」。和服にも洋服にも似合うデザインです。

同じく八木さんの「冷酒セット」
片口、ぐい呑2個、箸置き2個のセットです。
片口は美しいだけでなく持ちやすいデザインになっています。

八木俊之さんの「冷酒グラス『積(そう)』
分厚い底の真ん中に挟んだ色ガラスが上面に映り込みます、不思議な世界を創り出します。
5色ありますが、えんじ色のは今年度の「クラフトで乾杯!」入選作品です。
2014年
6月
29日
日
「パートドヴェール作品展」より・・・①

山田裕子さんの「青い鳥シリーズ」から、新作の置時計をご紹介します。
文字盤と底面がL字型になっている今までにないデザインです。
小枝をかたどった針も心憎い作品です。
結婚や新築などのプレゼントにいかがでしょうか?
山田さんの青い鳥シリーズは器も種類豊富に取り揃えています。


こちらは小浜恵子さんのマーガレットの時計です。明るい日差しの中で風にそよぐマーガレットの花は部屋を明るくしてくれそうです。
小浜さんの「マーガレットシリーズ」の器も各種ご用意しました。

小浜恵子さんの時計「サバトラ」です。
一口に「トラネコ」と言っても「サバトラ」と「キジトラ」がいることを今まで知りませんでした。「サバトラ」は鯖に似ているからそう呼ばれるそうです。このネコ、とても賢そうな顔をしていますね。
2014年
5月
19日
月
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」

加山英利子さんの「桜 銘々皿」です。
度のお皿にも唐子たちが、生き生きと描かれています。
一番左の作品は、満開の桜の下で寝そべる子供に木漏れ日が射しているような、光を感じさせてくれる作品だと思うのですが、いかがですか?

「四方皿 唐子」
野原で追いかけっこをする子供たちの声が聞こえてきそうな動きのある作品です。

ご主人の陶芸家哲也さん(日本画家加山又造のご子息)の作品に英利子さんが絵付けをした夫婦合作の「杯」です。
「見ニャイ、聞カニャイ、言ワニャイ」です。
2014年
5月
17日
土
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」より・・・⑤

渡邉賢司さんの作品です。
「古瀬戸しょうゆさし」(左)と「古瀬戸ポット」(右)。
色は渋いけれど形は、とてもかわいいです。

左から、「古瀬戸フリーカップ」、「辰砂フリーカップ」、「黒織部フリーカップ」
どれもシンプルな形です。同じ形でも釉薬が違うと随分印象が変わりますね。
ビールを注いでも美味しそうです。

「黒織部」シリーズ。
左から、小皿、フリーカップ、飯碗。
黒地にワンポイントの赤が一筋がきいています。
飽きのこないシンプルな器です。
2014年
5月
17日
土
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」より・・・④

児玉冬木さんの新作、白釉マグカップです。
荒削りな地が、白釉の下に透けて見える感じがいいですね。程よく厚みがあり、持ち手もしっかりしていて、どちらかというと男性向きでしょか・・・

左は、「彫文汲出」
小ぶりのご飯茶わんや、小鉢に。
マグカップどと同じ白釉は、この季節とても新鮮です。

今回児玉さんの出品作の中でひときわ目を引く「黒胎彩泥舟鉢」。
長さは約30cmあります。
黒い地に青萩の釉薬が実に美しいのです。

横から見るとこんな感じです。
側面の地肌には、水色やベージュ(もちろん渋めの色)が散りばめられています。
作者の「手」を感じさせる作品です。
2014年
5月
16日
金
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」・・・③

佐藤亜紀さんの作品です。
佐藤さんのカエルは、表情豊かで大変人気です。

「うつわのなかから(ティーカップ」(左)
「うつわのなかから(壺)」(右)
今回佐藤さんは、さまざまな器から顔を出したカエルたちを創ってくれました。「今起きました」とでもいうようなねぼけ眼のカエル。癒されます。

ネコの顔のお茶碗。顔のいろ、目つき、表情が一つ一つ違っていて、「カワイイ!」と声をかけられることしきりです。このお茶碗で何を飲みますか?

2014年
5月
13日
火
「ガラスのアクセサリー 一日教室」のお知らせ

アクセサリー作家長谷川淑子さんを講師に迎え、「ガラスのアクセサリー一日教室」を開催します。ガラスと七宝焼きを組み合わせた「ガラス胎七宝」であなただけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか?
開催日 : 2014年5月301(土)
時 間 : 午前の部→午前11時~午後1時
午後の部→午後2時~午後4時
場 所 : そごう千葉店9階 こだわり趣味の街 そごう塾
定 員 : 各回10名
※ ただいま點燈夫にて作品サンプルを展示しております。
※ お問い合わせ・お申し込みは點燈夫まで。電話043(245)8249(直通)
※ 定員に達し次第受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
2014年
5月
12日
月
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」より・・・②

金子ひとみさんの作品です。
茶、グレー、緑、ベージュなど何色かの釉薬で表面を塗り分ける独特の作風です。
一度見たら忘れない、そんな陶器です。

同じく金子ひとみさんの「plate」。
自由な線で分割され、塗り分けられた「絵」は見る人の想像力をたくましくさせます。

ひとつひとつ丁寧に刻まれ、彩色されたブローチ。紐を通してチョーカーとして使っても素敵です。
2014年
5月
12日
月
「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」より・・・①

「くらしを愉しむ 6人の陶芸展」を開催中です。
6人の全く違った個性の作家たちの作品をご紹介しています。
梅澤幸生さんの作品。
梅澤さんは、急須を得意とされています。
急須は、ボディ、注ぎ口、取っ手、蓋、茶漉しのパーツを別々に作って組み立てて焼き上げるので、なかなか難しいと聞きました。

「天草陶石汲み出し碗」と「金魚上絵急須」
茶碗は、天草下島で採れる粘土の鉱石を精製しないで使っていて少し濁った感じの白色ですが、とても味があります。

「天草陶石汲みだし碗」と「白磁急須」
色のない白磁は、形の美しさが際立ちます。

「リュウキン菓子皿」
梅澤さんの作品には金魚の絵付けをしたものが多くあります。
金色の上絵具を施した華やかの菓子皿です。

2014年
4月
12日
土
「暮らしの中の工芸展」より・・・アクセサリー

安達綾子さんは、ガラスとガラスに金沢の箔をはさんでオリジナルアクセサリーを創っています。
これは、金箔と銀箔をそれぞれ花のように切りぬいて挟んだものです。その細やかさは驚きです。

シンプルな円いガラスに色箔を挟んだものです。大島紬の紐との組み合わせがお洒落です。

そして裏返せば別の色が・・・リバーシブルになっています!
2014年
4月
11日
金
「暮らしの中の工芸展」より・・・陶器

金沢在住の陶芸家中村基克さんの酒器です。
「お酒好き」を自認する中村さんはが目指すのは、
「キレがいい口造り、香りを楽しめるカタチ、酒呑みだからわかる手触り、飲むたびに新しい発見がある器」だそうです。

同じく中村さんの作品です。大中小の鉢は、様々な用途に使えます。

そして嬉しいのは、こんなふうに重ねてしまえることです。

富士山の形をした小皿。
遊び心が伝わります。
2014年
4月
06日
日
「暮らしの中の工芸展」より・・・暖簾

宮崎岳志さんの暖簾をご紹介します。
昔から町屋では、暖簾は間仕切りや目隠しとして使われてきました。今も老舗の料亭や旅館では玄関に大きな暖簾が掛けられているのを見かけます。壁やドアと違って空間を遮断せずソフトに仕切る暖簾の魅力を今回改めて感じました。
「矢車染め麻暖簾 菅笠」
ギャラリーの入口に掛けました。空間をちゃんと仕切っていながら、暖簾の透け感も楽しめます。

「矢車染め麻暖簾 ライラック」

「矢車染め麻暖簾 飛雲」
2014年
4月
05日
土
「暮らしの中の工芸展」より ・・・手拭い

古くから多彩な伝統文化が息づく金沢では、さまざまな工芸品が生み出され、人々の生活の中に溶け込んでいます。そんな金沢ゆかりの作家たちによる、ガラス、陶、染色の作品展を開催中です。
今日ご紹介するのは、宮崎岳志さんの作品です。
藍型染め手ぬぐい「さざえ」。
色と模様の美しさに「これが手ぬぐい?」と思ってしまいます。

茜染め手ぬぐい「さくら」。
折しも関東地方は桜の季節です。大きな桜の木の下に立って空を見上げるとこんな光景が見られそうですね。さざえもそうですが、桜の模様の一つ一つは全部違っていて(私にはそう見えるのですが)、それが作品の奥行きになっています。

藍型染め手ぬぐい「香箱ガニ」。
手ぬぐいは今静かなブームのようで、「手拭いの使い方」の本も出ているそうです。
確かにこんなきれいな手拭い、手拭い本来の使い方だけでは勿体ない気がします。
タピストリーとしてこのまま壁に掛けてもいいし、手拭いを飾るための額も市販されているとか。また、巾着にしたり、ランチョンマットにしたり、お洒落な使い方がいろいろあるようです。

石榴染め風呂敷「かごめ」。
手拭い同様風呂敷にも様々な使い方を楽しめそうです。
丸いもの、長いもの、大きいもの、小さいもの、包むものに合わせて形を変える一枚の布。美しい模様を染めてお洒落に使おうとする日本人の美意識を大切にしたいと思います。
2013年
10月
31日
木
「ヨーロッパの小さな蚤の市」が始まりました

恒例の「ヨーロッパの小さな蚤の市」が始まりました。
「蚤の市」と言えば、パリの蚤の市が有名です。観光で訪れた方も少なくないことでしょう。中には掘り出し物もあるのでしょうが、おびただしい数の中から探し出すのはなかなか大変なこと。私もわくわくしながらさんざん歩き回って、結局どうでもよいもの買ってしまったという記憶があります。
點燈夫の蚤の市は、小さな小さな蚤の市です。じっくり一つ一つ手にとってご覧いただけます。

はるばる海を渡って来たぬいぐるみたち。
一体何歳でしょう?
どんな国でどんな人たちに愛されたのでしょう?
聞いてもぬいぐるみたちは答えてくれませんが、その表情は、長い年月を感じさせます。

アンティークレースは、女性の憧れです。
ごく普通の家で主婦たちによってこつこつと編まれた古いレースには、現代の機械編みのものとは比べ物にならない魅力があります。ゆっくり時間をかけて、丁寧に日々を暮らすことは、現代では難しくなりました。

古いけれども少しも古さを感じさせないアクセサリー。


プラスチックが登場する以前の、古き良き時代をしのばせる雑貨。
味がありますね。

2013年
10月
23日
水
「長嶋貴子のガラス展」より ③

「長嶋貴子のガラス展」から、愛すべき小物たちをご紹介します。
「台付きCUP]
もちろんどれにも楽しい絵が描かれています。
手の中でくるくるとまわすと鳥やテントウムシが動き出します。飲み物を注いでみたくなります。

「黒MiNiグラス」
手の平で包めそうな小さなグラスです。

「シリンダー」
ネコと犬がガラス越しに乾杯!

「ペーパーウェイト」
土台の色ガラスに絵付けし、スキガラスを重ね、さらに厚くガラスでくるんでいます。
お好きなキャラクターを選んでデスクの上に。
2013年
10月
22日
火
「長嶋貴子のガラス展」より ②

「長嶋貴子のガラス展」から・・・
壁に掛けると部屋がいっぺんに明るくなる
「掛花入れ」です。
両面に絵が書いてあり、二通り楽しめます。
表は青い花に鳥の絵ですが・・・

裏側は、こんな絵です。



高さ約30cmの大ぶりの花入れです。
長嶋さんの作品には、絵本から飛び出した
ような愛すべき動物たちが登場します。
見ていると気持ちがふわっと温かくなります。