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金沢で制作活動をする工芸作家4人の作品展が始まりました。
漆、ガラス、金工、木彫の作品はいずれも上質で洗練されたもの。日々の暮らしの中に溶け込んで飽きのこない、使うほどに味の出てくる、そんな一点に出会いたいものです。
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今井美智さん(ガラス)と笹島友紀子さん(金工)のコラボ作品。
吊り下げ型の花器です。空間を生かしたインテリアに。
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右の花器は吊り下げ型ですが、こんなふうに置いても洒落ています。左の2つは今井美智さんの「えんとつVASE」。ゆるーい形に癒されます。
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今井さんのの器は、色が無いかわりに可愛い「刺繍模様」が施され、テーブルに美しい影を映します。
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膝芸作家藤野征一郎さんの縄縁盆「おもちゃ箱」。形も絵も従来の漆器のイメージを破った独創的な作品です。飾るだけでなく、勿論お盆として使っていただいて良いそうです。透明なガラス器を乗せると絵もきれいに見えます。
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同じく藤野さんの「縄縁盆 せんすいかん」
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箸いろいろ。塗と拭き漆の部分の組み合わせで木地の美しさがいかされた箸、箔を施した華やかな箸。先端の断面が三角形の滑りにくい箸、断面が平たく転がりにくい箸など・・・共通するのはとても軽いことです。
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長谷川幸美さんの木彫作品「朱塗 つる草文様 フタモノ」。5cm角ほどの小箱ですが、精緻さと力強さに惹きつけられます。
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長谷川さんのフタモノ3点。ガラスに透かし彫りの蓋が付いています。ポプリやエッセンシャルオイルを入れて楽しむことも。蓋の木材は、左から、黒檀に銀象嵌、ナツメ、楓に神代楡の象嵌です。
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左はは神代杉の香合。右は黒柿の置物です。ふわふわもこもこのふくら雀でしょうか?どちらも木材の美しさがいかされた愛すべき作品です。
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金工作家笹島友紀子さんの「銀透かし菓子きり」。銀をたたいて形成し糸鋸で透かし模様をつけたものです。お茶会などで生菓子をいただくときに使う菓子きりだそうです。さすが金沢・・・!
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笹島さんの銀や真鍮のアクセサリーです。
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銀線を叩いて成形した「くるくるネックレス」と「くるくるブローチ」。
ネックレスはチェーンを通す場所を変えると違った表情になります。
「金沢から くらしの中へ」は10月20日(月)まで開催しています。
洗練された作品の数々をどうぞご覧ください。